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カードローンとキャッシングの4つの違いは?使い分けの方法も合わせて解説!

「カードローンとキャッシング、どっちがお得に借り入れできるの?」

借り入れを検討する際、このような疑問を持つ方もいるでしょう。この2つは、どちらも「お金を借りる」という意味では同じですが、借り方に違いがあります。

自分に合った借り方を選ばないと、高い金利で借りることになってしまったり、自分の借りたいタイミングで使えなくなったりする場合もあります。

今回は、これから借り入れを検討している初心者の方向けに、カードローンとキャッシングの違いや使い分けの方法を解説します。

多重債務でも借りれる金融機関はある

カードローンとキャッシングの違いを説明する前に、利用までの流れをお伝えします。

利用までの流れはカードローンもキャッシングもほとんど変わらないですが、把握しておくと違いが理解しやすくなります。

なお、キャッシングとは「お金を借りること全般」を指しますが、現在の使われ方としては「クレジットカード付帯キャッシング」のことを指す場合が多いです。

また、利用までの流れは会社によって異なる部分がありますので、申し込みをする場合は会社ごとに必ず確認をしましょう。

1.申し込み

カードローンとキャッシングの申し込みは、パソコン・スマホ・電話・窓口などで行ないます。申し込み時には、本人確認書類(運転免許証など)が必要で、申込金額によっては、所得証明書などが必要になる場合があります。

なお、すでにクレジットカードを持っており、キャッシング機能をあとから付ける場合は、申し込み書の「キャッシング枠の申請」といった項目にチェックを入れ、利用限度額を記載します。

2.審査

審査は、カードローンの場合で即日~1週間程度、キャッシングの場合で1週間~4週間程度かかります。スピード面ではカードローンの方が若干早いと言えます。

3.契約&カード受け取り

審査が通れば契約となり、カードローン、キャッシングともにカードが郵送で自宅に届きます。

カードローンであれば、カードが手元に届く前であっても借り入れは可能です。また、すでにクレジットカードを持っていれば、審査が通り次第、借り入れが可能になります。

4.借り入れ

カードローンとキャッシングどちらもコンビニや専用のATMに行って現金を引き出し、借り入れを行ないます。また、カードローンであれば、会社から指定の銀行口座に振り込んでもらうこともできます。

5.返済

返済方法は、銀行口座からの引き落とし、ATMに行って入金する、振込みで金額を支払う、などから選ぶことができます。
カードローンとキャッシングには「一括返済」と「毎月一定額返済」の2つの支払い方法があります。

「一括返済」とは、借入金を一括で返済する方法で、返済回数を少なくし、借り入れ期間を短くすることができます。結果的に利息の負担を減らすことができる返済方法です。

一方、「毎月一定額返済」は、月に1回会社が指定する日に分割して支払う方法です。借入残高によって返済額が異なります。
一括返済に比べると返済期間が長くなるため、支払う利息が多くなりますが、毎月少しずつ返済できる点が特徴です。

カードローンとキャッシングの4つの違い

カードローンとキャッシングの利用までの流れを理解したところで、それぞれの違いについて解説します。違いは大きく以下の4つです。

◇金利

4つの中で一番の違いは「金利」です。一般的にはキャッシングよりもカードローンのほうが金利が低く、支払う利息も少なくなります。
 

カードローン 1.5%~15.0%
キャッシング 1.5%~18.0%

※会社による

ただし、カードローンとキャッシングは利用限度額によって金利が変わるため、注意が必要です。

◇利用限度額

カードローンもキャッシングもどちらも「利用限度額」があり、最大でどれくらいのお金を借りられるかが決まっています。

カードローン 10万円~800万円
キャッシング 10万円~100万円

※会社による

利用限度額はカードローンの方が大きい傾向にあります。大きな金額を借り入れする場合は、カードローンにして、ショッピングや生活費などのちょっとした借り入れであればキャッシングと使い分けてもよいでしょう。

◇利用シーン

カードローンもキャッシングもATMに行ってお金を借りるイメージが強いですが、キャッシングは利用シーンが豊富です。

例えば、キャッシングはショッピング機能も使うことができます。

買い物時に「現金が足りない」「クレジットカードだと翌月に一括で支払う必要がある」「カードローンでお金を借りるのを忘れた」などの状況になったときは、ショッピング機能を使うことで、現金を持っていなくても分割で支払いをすることができます。

また、キャッシングの方が海外ATMとの連携が多く、すぐに現地通貨でお金を借り入れすることができます。

◇年会費・手数料

カードローンでは、原則、年会費・手数料ともに発生しません。ただし、返済を振込みで行なう場合や、専用のATMでなくコンビニATMで借り入れを行なう場合は、手数料が発生するときがあります。

一方、キャッシングの場合、利用時の手数料や年会費は原則発生しませんが、クレジットカードに手数料や年会費が発生する場合は、間接的に支払うことになります。

カードローンとキャッシングはどう使い分ければよい?

カードローンとキャッシングの特徴をまとめると以下の通りです。
 

カードローン 金利が安い・利用限度額が大きい・頻繁に借りやすい
キャッシング 利用シーンが多い・借り入れ頻度が少ない人やカードを増やしたくない人向き

カードローンは、金利や利用限度額の面でのメリットが大きいのが特徴です。大きな金額をなるべく低い金利で、すぐに借り入れできるような状態にしておきたい人はカードローンを使うとよいでしょう。

キャッシングは、海外にいるときに現地通貨でお金を借りたい人、たまにしかお金を借りないような人におすすめです。

カードローンとキャッシングについてよく読まれている記事はこちらです。
関連記事:【カードローン】仮審査に通ったあとも要注意!本審査に落ちた場合の対処方法とは?
関連記事:キャッシング審査に落ちる原因は?再申し込みの際の対策法も解説

カードローンかキャッシングで迷ったら「いつものフリーローン」

ここまではカードローンとキャッシングの違いや使い分けの方法をお伝えしました。

2つの商品のデメリットとしては、カードローンだとカードの枚数が増えてしまい、キャッシングだと大きな金額が借り入れできないといった点があります。

この2つの商品のデメリットを補える商品が「いつものフリーローン」です。いつものフリーローンであれば、1万円から500万円まで、カードを持たずに借り入れができます。

また、金利も4.8%~18.0%(実質年率)とカードローンやキャッシングとそこまで大きな差はない金利となっています。

借り入れまでの流れですが、平日18時までの申し込みであれば、即日融資が可能です。初めて借り入れする方でも経験豊富なスタッフが、丁寧かつスピード対応で審査を行ないます。

利用限度額内なら365日24時間スマホ1本で申し込みでき、担保も保証人も原則必要ないので、気軽に申し込みがしやすいのもメリットです。

「いつも」のフリーローンの商品概要

 

契約額 1~500万円
貸付利率 4.8%~18.0%
返済方式 借入金額スライドリボルビング
お申し込みいただける方 年齢20歳以上、65歳以下のご本人に安定した収入のある方
担保・保証人の要否 原則として不要
必要書類 年収確認物、運転免許証か保健証が必要

より詳しい商品概要はこちら

まとめ

今回は、カードローンとキャッシングの違いをお伝えしました。

カードローンは、金利や利用限度額で優れており、キャッシングは利用シーンが多いといった特長がありますが、カードローンはカードの枚数が増える、キャッシングは大きな額の借り入れがしにくいといったデメリットもあります。

いつものフリーローンは、カードを持つことなく、ご利用限度額の範囲内なら出し入れ自由な借り方ができます。違いを踏まえたうえで、自分に合った借り方をしましょう。

【いつものフリーローンの特徴】

  • ご利用限度額の範囲内なら出し入れ自由
  • お利息は無駄のない日数計算
  • パソコン、ケータイ、スマートフォンなら24時間いつでもお申込みOK!

この記事を書いた人

名前:赤上 直紀(あかがみ なおき)
所有資格:1級ファイナンシャルプランナー
プロフィール:元銀行員。カードローンなどの消費者向け商品の営業経験あり。カードローンやキャッシングは「いざとなったときにお客様を支える身近な金融商品」という考えがある。現在は銀行を退職し、「もっとお金のことを分かりやすく、多くの人に届けたい」という思いで、執筆活動を行なっている。