利用限度額とは、金融機関から借りることができる最大金額のことです。
キャッシングの利用者は、審査通過後、利用限度額の範囲内なら繰り返しお金を借りることができるようになります。では、利用限度額はどのように設定されるのでしょうか。
この記事では、キャッシングの利用限度額の決まり方や上げる方法、増額の際の注意点について解説します。
併せて、多重債務でお悩みの方におすすめの「いつも」のおまとめローンについてもご紹介します。ぜひ参考にしてください。
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キャッシングの審査後、利用限度額が設定されますが、どのように決まるのでしょうか。まずは、「利用限度額の意味・返済能力・総量規制」の3つの観点から解説します。
金融機関のホームページや申込書に記載されている「ご利用可能額」は、商品としての利用限度額を表します。
申込者の利用限度額は、申し込み後に行なわれる審査によって、「ご利用可能額」の範囲内で上限が決められます。「ご利用可能額の上限金額」が申込者すべての人に適用されるわけではないため、注意が必要です。
申込者の利用限度額の決定に大きく影響するのは返済能力です。
中小消費者金融は、申込者の属性や金融商品の利用履歴、返済実績などが記載されたスコアリングシステム(自動与信審査システム)により審査を行ないます。
加えて、申込理由や返済計画、生活状況などを聞き出すヒアリング審査や在籍確認も行なわれます。これらの審査による複合的な要素をもとに返済能力が判断され、申込者それぞれの利用限度額が決定されるのです。
申込者の利用限度額は「総量規制」も関係します。総量規制とは、「貸金業者は申込者に対し、年収の3分の1を超える貸し付けをしてはならない」という貸金業法に定められた規則です。
例えば、すでに借り入れがあり、キャッシングの申し込みにおいて総量規制を超える場合、審査の通過は難しくなるでしょう。
また、審査で返済能力が高いと判断されても、残された総量規制の枠が少ない場合、利用限度額が低く設定されます。
キャッシングの利用限度額を上げるには、どのような方法があるのでしょうか。ここでは、利用限度額を上げる3つの方法を解説します。
新規申込では、他社にある借入金額を繰上返済などで減らしておくと、利用限度額が増える可能性があります。また、支払いの遅延や延滞がある場合は支払いを済ませ、懸念事項を解消しておきましょう。
さらに、属性欄は正しい情報を入力し、空欄が発生しないようにすべてを埋めることも重要です。属性欄に空欄があると、情報不足により正確な審査が行なわれなかったり、審査担当者に誠実さに欠ける印象を与えたりすることにつながります。
すでにキャッシングの利用がある場合は、増額申請によって利用限度額が上がる可能性があります。増額のための再審査の内容は、新規申込時の初回審査とほぼ変わりません。
「利用実績が増えている」「返済状況が良好」「年収がアップした」などの好条件があると増額審査では有利になり、逆の場合は審査の通過は厳しいでしょう。
新規申込から時間が経過していたり、他社での借り入れが増えていたりすると、収入証明書の提出を求められることがあります。スムーズに審査が進むように、提出の有無を確かめ、あらかじめ用意しておくとよいでしょう。
金融機関によっては、利用状況が良い利用者に対し、増額の案内を出すケースがあります。これは、金融機関が顧客のクレジットの利用状況を常に照会しチェックを行なう「途上与信」によるものです。
増額の案内は、金融機関が途上与信で優良顧客と判断した人だけに行なわれる傾向にあります。
属性に変化がなく利用状況が良好、または借入金額の減少や収入アップなど、審査が有利になる変化がある場合、増額できる可能性は高いと考えられます。
ここからは、利用限度額の増額における注意点を5つ解説します。
属性欄や他社借入金額の申請では、必ず正確な情報を入力しましょう。審査では個人信用情報機関で情報照会をするため、嘘の申告はほぼ発覚します。
虚偽申告が発覚すると、信用度に影響するため審査の通過はできません。また、契約後の虚偽申告の発覚では、強制解約・一括返済・利用停止などの措置が取られます。
「在籍確認」は、申込者の返済能力を測るために、申込者が申告した勤務先に本当に在籍しているかを確認するために行なわれるものです。新規申込では、ほとんどの中小消費者金融の審査で在籍確認が実施されます。
増額申請による審査では、「新規申込から時間が経過している」「転職などにより勤務先が変更している」ケースなどで、在籍確認をすることがあります。
また、在籍確認は審査担当者の個人名で電話をし、本人以外の人に内容を伝えることはありません。在籍確認をされたら都合の悪い状況ならば、前もって担当者に相談しておきましょう。
増額申請による審査は、初回審査よりも時間がかかる場合があります。審査時間は金融機関によって異なるため、急ぎの融資が必要な場合は、結果が出るまでの時間を事前に確認しておきましょう。
増額申込による審査では、属性情報の変更や利用状況により、金融機関の審査基準に達していないと判断された場合、利用限度額が下がる可能性もあります。これは、「信用情報の悪化」「総量規制の枠を超えている」「転職により勤続年数や年収が減る」などが原因として挙げられます。
利用限度額が増えても、不必要な借り入れは慎みましょう。
借入金額が増えると、月々の返済に負担がかかったり、延滞・代位弁済・債務整理・強制解約などの金融事故を起こしたりする原因にもなりえます。
キャッシングの利用は、借入前に十分な返済計画を立ててから申し込むことが大切です。
「最後に、利用限度額を上げたいと考えている方や、多重債務かつ返済額の軽減に悩んでいる方に向け、「いつも」のおまとめローンを3つのポイントに分けてご紹介します。
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おまとめローンは、総量規制の例外貸付に該当するため、審査内容によっては総量規制(年収の3分の1)以上の借入金額を1本化できる可能性があります。
おまとめローンの利用で借入金額が減ったとしても、追加借入は月々の返済額の負担増につながるため、注意しましょう。
キャッシングの利用限度額は、返済能力や総量規制によって人それぞれ異なります。利用限度額を上げるには、基本的には増額申請を行ない、再審査が必要です。
利用限度額の増額では、初回審査よりも結果が出るまでの時間が長かったり、利用限度額が下がったりする可能性があることを覚えておきましょう。
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